五十肩の本の出版に関しまして
2025.08.16
ホームページのトップページのお知らせに記載させて頂きましたが、「五十肩の正体」として幻冬舎さんのご協力もとで本を出版させてもらいました。
「五十肩」は江戸時代から用いられていた用語であり、日本人にとっては馴染みのある病気であると思います。一方で、五十肩の定義や予防や対処法などはあまり知られていないかもしれません。
肩の外来には、たくさんの「五十肩」の患者さんが来られます。肩には五十肩以外にも痛みを生じるたくさんの病気があります。また、いくつかの肩の病気が重なって生じることもあります。
まずは自身が五十肩の状態なのかをセルフチェックして頂けると良いかと思います(書籍にも載せました簡単なセルフチェックの図を下に提示します)。
本のタイトルの答えは、「五十肩の正体」=「肩関節内の炎症」となります。
五十肩の治療の目的は「炎症を鎮めること」になります。重症化した五十肩は治療に時間を要します。そのため、五十肩にならないようにすること、五十肩になっても軽症の段階で対応することがポイントになります。
お時間がありましたら、本も一読頂けますと幸いです。